国文学

「古文書で読む和歌の世界 ~楽しく写本をよむ~」

■講師:久禮 百合子(くれゆりこ)
奈良女子大学 古代学学術研究センター 協力研究員
武庫川女子大学 非常勤講師

開講日 10/3・10・17・31、11/7・14・28、12/5・12、1/16・30、2/6・13・20 (予備日 2/27、3/13)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 21,000円(14回)
使用教室 演習室1
定員数 32名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。
歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。甲子園会館

●テキスト:

国文学

「万葉集を読む」

■講師:久禮 百合子(くれゆりこ)
奈良女子大学 古代学学術研究センター 協力研究員
武庫川女子大学 非常勤講師

開講日 10/2・16・23・30、11/6・13・20・27、12/4・11・18、1/15・22・29、2/5・19・26 (予備日 3/5・12)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 25,500円(17回)
使用教室 K302
定員数 32名

講座内容

 『萬葉集』は全20巻4500首以上の歌が収められているとても大きな歌集ですが、その中から大伴家持を読んでいます。家持は『萬葉集』に473首の歌を残し、『萬葉集』の撰者とされている人です。名門大伴氏に生まれ、激動の時代を生きた家持の歌は、近代的憂愁に満ち、私たちにも理解しやすい歌々が多くあります。家持の赴任先は越中が有名ですが、任地は南は薩摩から北は陸奥まで広範囲にわたり、珍しい風物は家持の歌心を刺激したと思われますが、42歳で『萬葉集』の最後の歌
 新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事(20-4516)
を詠んで以降全く歌を残していません。桓武朝の延暦4年(785)に68歳で亡くなりますが、その場所も都とも任地陸奥とも言
われ、明確ではありません。このように家持の生涯には多くの謎がありますが、その謎の答えを探しつつ、家持の生涯を歌とと
もにゆっくりと旅しましょう。巻十九から巻二十を読んでいきます。

●テキスト:

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「小筆で源氏物語!」

■講師:西山 明美(にしやまあけみ)
武庫川女子大学 教授

開講日 10/2・16・23・30、11/6・13・20・27、12/4・11、1/29、2/5・19 (予備日 2/26、3/5)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 19,500円(13回)
使用教室 演習室1
定員数 24名

講座内容

 私達の日常生活の中ではIT化が進み、今や文字は「書く」時代から「打つ」時代へと変化も著しい昨今です。
 『源氏物語』の中には和歌は795首、詠まれています。54帖より一首ずつ選出した和歌を書きながら平安の昔をしのび、紫式部のこころの一端に触れてみましょう。いろはの『単体』や、流れるような優雅な『連綿体』『変体仮名』等、基本的な学習から始め、美しい料紙に小筆を用いて自分の心を磨いてみませんか。
 また御希望の方には『万葉の四季』(淡交社刊)にて創作を書いていきます。
 初めて小筆に挑戦する人も、丁寧にナビゲートします。

●テキスト:

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「俳句を遊ぶ」

■講師:山西 商平(やまにししょうへい)
ホトトギス同人 (公)日本伝統俳句協会 名誉会員
(公)虚子記念文学館評議員 「田鶴・秀峯集」欄選者

開講日 10/2・16、11/6・20、12/4・18、1/15・29、2/5・19(予備日 3/5・12)
時間 10:30~12:30(月)
受講料 20,000円(10回)
使用教室 演習室1
定員数 30名

講座内容

 句会を楽しみます。講座名を【俳句を遊ぶ】としようか、それとも「俳句で遊ぶ」の方がいいか、いや「俳句と遊ぶ」がぴったりではなかろうかなどと、思案しました。俳句を詠む楽しさは、この「遊び」だと思うからです。古来、歌舞宴曲や、詩歌管弦の楽しみを「遊び」と称したこの国の文芸観が、今日の俳句にも通っているように思うのです。
 俳句とは、5・7・5の調べに乗せて、自然を詠み、人を詠み、また、自分を詠む詩です。そして句会とは、お仲間(「連衆」)と句を詠み合い、読み合い、語り合う、そんな楽しい「遊び」の場(「座」)といえましょう。
 毎回、句会の前に少し『万葉集』や『古今和歌集』の和歌や芭蕉・一茶の発句など、古典散歩も楽しみます。

●テキスト: