国文学

「日本文学から学ぶ能」

■講師:梅若 基徳(うめわかもとのり)
能楽師 重要無形文化財総合指定保持者
(一財)日本伝統芸術文化財団 代表理事

開講日 10/8・22、11/12・26、12/10、1/14・21、2/4(予備日 12/17、2/18)
時間 10:45~12:15(金)
受講料 12,800円(8回)
使用教室 レクチャールーム
定員数 20名

講座内容

 座学と実践から、日本古来の文学とのかかわりを学ぶとともに、能楽の知識と体験によって能に親しみ、本来の能の楽しみ方を学ぶ。
 ・能楽基礎
  能楽の歴史・扇・能面・装束などの解説
 ・能から学ぶ日本文学
  日本文学「平家物語」「伊勢物語」「源氏物語」などを、能からの視点で解釈し、能楽と日本の文学とのかかわりを学ぶ。
 ・能の謡ワークショップ(実践講座)
  日本文学などとも関わる曲の謡を謡い、実体験から能楽を学ぶ。

国文学

「古文書で読む和歌の世界 ~楽しく写本を読む~」

■講師:久禮 百合子(くれゆりこ)
奈良女子大学 古代学学術研究センター 協力研究員

開講日 10/5・12・19・26、11/2・9・16・30、12/7、1/11・18、2/1・8・15(予備日 12/14、2/22)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 22,400円(14回)
使用教室 レクチャールーム
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。
 歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。
 本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。今期は「陸奥国」を終わり、古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」を読んでいきます。おなじみの歌も出て来るでしょう。
 とにかく始めてみましょう。

●テキスト:
プリントを用意します。
副読本 『字典かな 写本をよむ楽しみ』笠間書院 780円(税別)
講座で用意しますので、必要な方はお申し出下さい。

国文学

「万葉集を読む」

■講師:久禮 百合子(くれゆりこ)
奈良女子大学 古代学学術研究センター 協力研究員

開講日 10/4・11・18・25、11/1・8・15・22・29、12/6、1/17・31、2/7・14(予備日 12/13、2/21)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 22,400円(14回)
使用教室 研究所棟Ⅰ-103
定員数 32名

講座内容

 「令和」の典拠として注目された、万葉集は全20巻、4500首以上の歌が収められ、作者も天皇・皇族から名もなき民衆まで幅広い階層にわたっています。
 本講座では長歌がなく、優しい歌の多い巻七を読んでいます。巻七は「天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(柿本朝臣人麻呂歌集出)という、現代小説の題にもなった歌に始まり、短歌(324首)、旋頭歌(26首)の350首が収められています。
長歌は一首もありません。また雑歌、譬喩歌、挽歌の部立に分類され、更にその中で「天を詠む、月を詠む・・・」や「衣に寄する、弓に寄する・・・」と細かく分類されています。それは平安期から盛んに編纂された類題歌集の萌芽をなすものと言えるでしょう。
さらに巻七は作者も作歌事情も記されていないので、時代背景や作者の個性に影響されることなく、自由に想像を膨らませ読むことができます。どこかで目にした歌や耳にした歌も出てくるでしょう。

●テキスト:
『萬葉集 本文篇』(塙書房 佐竹昭広・木下正俊・小島憲之編) 2100円 (各自ネットや書店でお求めください)

国文学

「小筆で源氏物語!」

■講師:西山 明美(にしやまあけみ)
武庫川女子大学 名誉教授
関西学院大学 非常勤講師

開講日 10/4・11・18・25、11/1・8・22、12/6、1/17・31(予備日 12/13、2/7・14)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 16,000円(10回)
使用教室 IR-301
定員数 25名

講座内容

 私達の日常生活の中ではIT化が進み、今や文字は「書く」時代から「打つ」時代へと変化も著しい昨今です。
 『源氏物語』の中には和歌は795首、詠まれています。54帖より一首ずつ選出した和歌を書きながら平安の昔をしのび、紫式部のこころの一端に触れてみましょう。いろはの『単体』や、流れるような優雅な『連綿体』『変体仮名』等、基本的な学習から始め、美しい料紙に小筆を用いて自分の心を磨いてみませんか。
 また御希望の方には令和に因んだ万葉集「梅花の歌」より創作を書いていきます。
 初めて小筆に挑戦する人も、丁寧にナビゲートします。

●テキスト:
高野晴代著『源氏物語の和歌』[コレクション日本歌人選](笠間書院)
ISBN978-4-305-70608-9 C0092 1,200円(税別) (各自ネットや書店でお求めください)
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

国文学

「癒しの書道」

■講師:西山 明美(にしやまあけみ)
武庫川女子大学 名誉教授
武庫川女子大学 非常勤講師

開講日 10/8・15・22・29、11/12・19・26、12/10、1/14・21(予備日 12/17、2/4・18)
時間 13:00~14:20(金)
受講料 16,000円(10回)
使用教室 レクチャールーム
定員数 20名

講座内容

今期は写経に挑戦!精神統一して心身ともに清新な気持ちに!

右脳を鍛えて老化防止を!!
  ―書に遊んで右脳を活性化させ、いつまでも若々しく過ごしましょう―

墨の香りでほっこりして、心の休息と文字の上達の一石二鳥にトライ!!
書道でのセラピー効果は、落ち着いた時間を作れない現代人にはピッタリです。

左脳は言語・文字を認識し、右脳は感覚や感性・創造する時、活発に動いています。
綺麗な素敵な筆文字の手紙が書きたい、この時右脳が動いています。

・写経
・字てがみ
・日常の書(一筆箋・年賀状・暑中見舞い etc.)
・生活の中に書(箸袋・ランチョンマット etc.)
・マイカード(名刺)作成
・色紙・短冊 etc. の作品作り
・古筆を学んで古人(いにしえびと)に出合うのも楽しいですよ。

●テキスト:
プリントを用いる。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

国文学

「俳句に遊ぶ」

■講師:山西 商平(やまにししょうへい)
ホトトギス同人 (公)日本伝統俳句協会名誉会員
(公)虚子記念文学館評議員 「田鶴・秀峯集」欄選者

開講日 10/4・18、11/1・15・29、12/6、1/17・31、2/14(予備日 12/13、2/21)
時間 10:30~12:30(月)
受講料 18,900円(9回)
使用教室 研究所棟Ⅰ-103
定員数 30名

講座内容

 句会を楽しみます。講座名を「俳句で遊ぶ」としようか、「俳句と遊ぶ」の方がいいか、それとも「俳句を遊ぶ」がぴったりではなかろうか、いや『俳句に遊ぶ』がおもしろかろうなどと、思案しました。俳句を詠む楽しさは、この「遊び」だと思うからです。
 古来、歌舞宴曲や、詩歌管弦の楽しみを「遊び」と呼んだこの国の文芸観が、今日の俳句にも通っているように思うのです。
 俳句とは、5・7・5の調べに乗せて、自然を詠み、人を詠み、また、自分を詠む詩です。そして句会とは、お仲間(「連衆」)と句を詠み合い、読み合い、語り合う、そんな楽しい「遊び」の場(「座」)といえましょう。

●テキスト:
『ホトトギス新歳時記』(三省堂) 他の出版社のものや電子辞書の「歳時記」も可。
(各自ネットや書店でお求め下さい)