国文学

「古文書で読む和歌の世界 ~楽しく写本を読む~」

■講師:久禮 百合子(くれゆりこ)
奈良女子大学 古代学学術研究センター 協力研究員

開講日 10/5・12・19・26、11/2・9・16・30、12/7、1/11・18、2/1・8・15(予備日 12/14、2/22)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 22,400円(14回)
使用教室 レクチャールーム
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。
 歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。
 本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。今期は「陸奥国」を終わり、古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」を読んでいきます。おなじみの歌も出て来るでしょう。
 とにかく始めてみましょう。

●テキスト:
プリントを用意します。
副読本 『字典かな 写本をよむ楽しみ』笠間書院 780円(税別)
講座で用意しますので、必要な方はお申し出下さい。